お知らせNews
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夏季休業のお知らせ 2024.08.17
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秋田県立美術館にて開催中(版元・渡邊木版美術画舗特別協力) 2024.08.01
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川瀬巴水展 旅と郷愁の風景 版元・渡邊木版美術画舗特別協力 山形美術館 開催中 2024.08.01
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ありがとうございました。新版画まつり2024(展示即売会)は終了いたしました。 2024.07.18
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Original
浮世絵オリジナル江戸時代、浮世絵は人々の楽しみや憧れ、話題や新情報などを木版画の技法を使って製作され、多くの人々が入手できるよう安価で販売されました。話題の歌舞伎役者、巷で噂の美人、江戸で人気の名所、血沸き肉躍る勇壮な武者、土俵で無敵の力士、繊細な花や鳥、などが次々に浮世絵となりました。はじめは墨一色だった浮世絵も、手彩色で色が付けられ、やがて数色の木版画となりました。18世紀半ば過ぎには、十数色の多色摺りとなり、錦のように鮮やかだったので「錦絵」とあだ名が付けられました。幕末までに数えきれないほどの浮世絵が製作され、明治の頃には海外で芸術品として評価され輸出されるようになりました。しかし火事が多かった江戸・東京では多くの浮世絵が焼失。その後も関東大震災や第二次大戦の戦災などもあり、現存するオリジナル浮世絵は意外に少ないのです。渡邊木版美術画舗では創業以来オリジナル浮世絵版画を本業の一つとしています。店内には常時百点以上の在庫がありますので、お客様の蒐集のお手伝いや、海外等へのお土産・記念品などの需要にもお応え致します。
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Shin Hanga
新版画江戸時代に隆盛を誇った浮世絵版画は明治末には新聞・写真・絵葉書などの発達で衰退していました。
明治42年(1909)の創業以来、浮世絵木版画の技法を使い輸出向け版画を制作していた(株)渡邊木版美術画舗・創業者の渡邊庄三郎は、肉筆画の複製を木版画で作るのではなく、美術品として新しいオリジナル木版画を近代の作家と浮世絵の技術を使い創作できないかと考えました。
大正4年(1915)オーストリア人のフリッツ・カペラリ、橋口五葉と試作をはじめ、以後鏑木清方門下生の伊東深水、川瀬巴水などが新版画の制作に参加し、多くの「新版画」が誕生しました。
後世、この活動は渡邊庄三郎が牽引した「新版画運動(ムーブメント)」と名付けられました。渡邊木版美術画舗ではオリジナルの版木を使用した新版画の後摺り木版画作品を現在も作り続けています。
また、渡邊木版美術画舗は厳選した初期摺りの新版画作品の展示即売会も年に3回行っています。