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和紙に摺ったものをまとめて本になっています

浮世絵復刻版 ukiyoe reproduction

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UF1.神奈川沖浪裏(葛飾北斎)サイズB4 価格10,800円

"機械印刷ですか?"という質問を多々受けますが、もちろん違います!江戸時代の木版画と同じ技法で現在も摺り続けています。版木は大正〜昭和の初期に桜の木で作成したものを使用、和紙は福井県の岩野市兵衛氏作の越前奉書紙を使っています。
海外土産などでお悩みの方はこの道30年の店長が推奨マーク をつけましたので参考にして下さい。また、めずらしい日本のお土産をお探しの方、浮世絵の摺り過程がご覧いただける
”順序摺”(¥10,800)もお薦めします。               

UF2..凱風快晴(浮世絵復刻版 葛飾北斎)サイズB4 価格10,800

サライ1月号より(2003)

鞄n邊木版美術画舗7F工房
にて摺師 渡邊英次

作品は全部でUF1〜UF90までございます。(このサイトでは90図の中でも人気のある45図を
掲載。全作品掲載(90図)の復刻版カタログは無料でお送り致します。電話・FAX・メールで
お申し込み下さい。

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店長お薦め作品

 あやしい雲行きを告げる空にたけだけしくせり上がった大波は、おどろおどろしい鋭利な爪をむき出し、なすすべもなく船端に身をふせた水夫たちの上に、飛沫を散らしながら崩れ落ち、襲いかかる。自然の猛威に翻弄される船と人、それを見つめて泰然とすわる海上の富士、対立と抗争の劇的な処理は、まさに感動的である。北斎にはすでに早く、西洋画法を大胆に、自己流に咀嚼した洋風版画の連作のうちで、本図の先蹤をなす図を試みている。すしかしそれら北斎の初期風景画版画には、本図に見るような動勢と力感の圧倒的な求心性は、いまだ必ずしも強く意識されていない。ちなみにここに描かれる三艘の船も、伊豆や房総から生魚を運んだ快速船“押送船”と考えられる。また本図がフランス印象主義の音楽家ドッビュッシーを刺激して、交響楽曲“海”を作曲させていることも、福本和夫の紹介以来よく知られたエピソードとなっている。(浮世絵大系 集英社より)
 夜のとばりがおもむろに引き上げられようとする朝まだきの一瞬、富士はその身を赤々と陽に染めて、一日の序幕を告げる。この“赤富士”と呼ばれる自然現象は夏から秋にかけて見られるものといい、実際にこの壮観に接した人も少なくないだろう。美しすぎるほどに端正なその山容になお朝化粧をほどこす天の恩寵は、数ある山のうちでも富士のみにとりわけ念を入れて寄せられる気味がある。
だんだらに広がるいわし雲とそれにかぶせられた藍の微妙なぼかし摺りは、白々と明け染める空の色合いを的確に表し、中腹までをレンガ色に染めた富士が、溶明の変化を暗示するその空を切り裂くように、雄々しく、また凛然とそそり立つ。
山麓の樹海はいまだ暗緑色の眠りに沈んで富士の峰を重々しく突き上げ、濃褐色の頂部は、吹き上げる生動の勢いをわずかながらに沈静する。下降する空と上昇する山がみせる動勢の緊迫感に富んだ均衡、複雑に対比・照応させられる色の明暗やその配合、雲や木や雪の彫りに託された律動的な調べ。狭隘な画面を可能な限りに抑制された線と色とで構成する画家北斎の造形意志は、鋼のように強靭な発条力を秘めて、隅々にいたるまできびしく貫通させられている。この記念的な名作がわずか4枚の板木によってすられたという事実を教えられて、驚嘆しない者はいないだろう。(浮世絵大系 集英社より)
UF3.山下白雨(浮世絵復刻版 葛飾北斎)サイズB4 価格 10,800
“ 凱風快晴 ”が南風(凱風)を頬に受ける晴れやかな早朝の表情とすれば、山麓に稲妻を光らせる本図は、驟雨(白雨)に裾を濡らす夕景の姿といえようか。山巓の相貌もやや先細りにけわしく、彼とは異なる裏富士の景観とみるべきであろう。このように対比的に扱われた両図が、一対の画として緊密に結びつけようとする画家の着想から生まれたことは、もはや疑う余地がない。すでに早く文政六年(1823)の頃、北斎は“ 富獄八體 ”という絵本を構想し、その出版予告には“ 四季晴雨風雪霧天の造化に縦ひ景色の異なるを筆端に著す ”と、その意図するところを披瀝している。この書はどうやら出版されずに終わったらしく、その準備はやがて時移り “ 富獄三十六景 ”錦絵連作へと結実した。とりわけ “凱風” “白雨” の二図においては、表、裏と地理を変え、朝夕と晴雨との時刻、気象の変化に応えながら、富獄の多面的な相貌に真正面から向かい合い、劇的に表しおおせてみせたのであった。(浮世絵大系集英社より)
UF4.東海道程ヶ谷(浮世絵復刻版 葛飾北斎)サイズB4 価格10,800
江戸から西に向かって程ヶ谷の宿を通りすぎるとまもなく権太坂という急な上り坂にさしかかる。のぼりつめた所が武蔵と相模の国境にあたり、そこからの下り坂を品野坂(また信濃、科野)という。この坂道は道の両側に老い松が並び立ち、“江戸名所図会” の記述に従うと“坂の上にて右を望めば、芙蓉の白峯玉をけずるがごとく、左を見れば鎌倉の遠山翠黛濃やかにして、実にこの地の風光また一奇観と称すべし”という展望が楽しめたようだ。本図はまさにその品野坂に視点を据えて描かれたと思われる。丈高く伸ばされた松の枝には、濃淡に色分けた車輪様の葉がリズミカルにのせられて、この街道の心弾む快活な雰囲気を、よくそのままに語りかけている。ふりあおぐ馬方の視線をたどれば、松並木の間に美しい富士の山が鮮やかに望まれ、路上には急峻な坂を過ぎて一息入れる駕籠舁やこれから登りかかる虚無僧の姿も見える。動きに富、あくまでも明るいこの図は、記念切手の図案にも採用され広く親しまれている。

12.4cm×17.5cm

オール23頁

J1 順序摺り 10,800円